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備えあればうれし泣き新宿

新宿区総合防災訓練にGO!

防災訓練に参加してきました

2010/09/02

「西新宿小学校に来たよ~!」
「西新宿小学校に来たよ~!」
もし地震などの災害に合ったらどうしよう? この街の安全って?
みなさんは不安に思ったことはありませんか?
備えあれば憂いなし、それどころか、うれし泣きしてしまう!
ということで、“びちくん”といっしょに、新宿区の安全・安心を探していきます。

今回は2010年8月29日に行われました「新宿区総合防災訓練」の様子をお届けします。

新宿区総合防災訓練

9月1日の『防災の日』を前にした8月29日(日)、新宿区総合防災訓練が、区内の3会場(四谷ひろば、津久戸小学校、西新宿小学校)で行われました。
西新宿小学校の防災訓練に参加してきましたので、そのレポートをお届けします。
手話通訳者による伝達訓練
手話通訳者による伝達訓練
会場によって、訓練の内容が少しずつ異なったようです。ここ西新宿小学校では、消防訓練・医療救護訓練・避難所見学が実施されました。
訓練には新宿区に登録されている手話通訳者も参加し、聴覚障害者への伝達訓練も行われました。

消防訓練体験!

校庭では消防訓練が行われ、初期消火訓練・救出救護訓練・応急手当訓練など、区民の方が体験しました。

こちらは「小型消防ポンプ(D級)」と呼ばれるものです。水槽に貯めた水を吸い上げ、放水をします。
ホースが届く範囲内であれば、高低差があっても吸い上げることができますので、地下に貯まってしまった水を吸い上げることにも利用されるとのことですよ。
貯まった水にホースを入れて…
貯まった水にホースを入れて…
吸い上げて放水します!
吸い上げて放水します!
あっという間に切れました!
あっという間に切れました!
こちらは救出救護訓練です。倒壊した家屋に人が閉じこめられていることを想定し、救助訓練を行います。
木材をものすごいスピードでカットしたり、がれきを砕いたり、ふだん見ることのできない道具を目の当たりにして、緊迫感が漂います。
ストライカーと呼ばれる道具。重みを利用してブロックを砕きます。
ストライカーと呼ばれる道具。重みを利用してブロックを砕きます。
がれきの下に人がいるかもしれません。慎重に!
がれきの下に人がいるかもしれません。慎重に!
あ、びちくん、口をハンカチで押さえて!
あ、びちくん、口をハンカチで押さえて!
次は煙体験です。これは立川防災館で体験済みなので任せて!
と思いましたが…
テントのオレンジ色が、あたかも火災の中にいるようです。きな臭い匂いもあって、本物の煙ではないとわかっていてもドキドキです。
首にかけた煙感知器もピーピー鳴り出しました。
ふー。外の空気はいいなぁ。
ふー。外の空気はいいなぁ。
ハンカチや衣服の端で口を押さえ、片方の手で壁をつたいながら低い姿勢で進みましょう。下から30センチくらいは、向こうまで見える場合があるそうですよ。
前が見えにくく、少しむせながら、やっとのことで終点に到着。ほんの2メートルくらいなのに、とても長く感じました。

避難所見学!

次は校舎を利用した避難所見学です。
災害用トイレ、備蓄室、消火器や防災用品の展示・あっせんコーナー、パネル展示などの見学が行われました。
家具類転倒防止対策や地震対策の冊子なども置かれていて、みなさん熱心に見学されていました。
消火器と防災用品の展示、あっせんの案内など
消火器と防災用品の展示、あっせんの案内など
岩手・宮城内陸地震における救護活動のパネル展示
岩手・宮城内陸地震における救護活動のパネル展示
「耐震化体感モデルMAMORUくん2号」の展示
「耐震化体感モデルMAMORUくん2号」の展示
筋交いがあれば揺れませんが、ないと揺れてしまいます。
筋交いがあれば揺れませんが、ないと揺れてしまいます。