備えあればうれし泣き新宿
しっかりと対策をして、心配しすぎないで。
2014/09/10
2014年9月5日、新宿中央公園でデング熱に感染した可能性が高いとされる方が確認されました。都内、新宿区内、千葉県でも……と、毎日のように報道されていますが、「デング熱」とはどのようなものかご存知でしょうか。
びちくんが、新宿区の公式ＨＰを参考にまとめましたので、ご紹介します。
デング熱ってなあに？
デング熱は、蚊がウイルスを媒介して発症する急性の熱性感染症で、発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などが症状として現れます。
●人から人へ直接感染することはありません。
●感染しても、発症するのは10％～50％です。
●潜伏期間は2～15日（多くは3～7日）です。
●まれに重症化することもありますが、ほとんどの人は一週間前後で解熱して回復します。
デング熱の予防方法は？
●蚊に刺されないようにする。
具体的には
・屋外では、長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きを避ける。
・虫除け剤等を使用する。
・屋外だけでなく屋内でも蚊の駆除を心がける。
・蚊の幼虫が発生する場所を作らないようにする（バケツ、古タイヤ、水槽、プランターや植木鉢の受け皿などに水をためたままにしない）。
新宿区の対策は？
新宿中央公園の貼紙
デング熱に対する区の取り組みについてと、注意情報、相談窓口などが新宿区のＨＰに紹介されています。
デング熱への注意と区の対応について（新宿区公式ＨＰ）
新宿中央公園については、9月8日現在下記のようになっています。
・9月5日、国立感染症研究所の協力を得て、蚊の発生状況調査
・調査終了後、早急に一部立ち入りを制限しながら、蚊の駆除の実施
・公園利用者に対しては、看板や放送等により注意喚起の実施
新宿区中央公園（公式ＨＰ）
蚊への対策を整えて、心配しすぎずに過ごしましょう。
また、蚊に刺された後、デング熱と思われる症状が現れたら、速やかに医療機関を受診しましょう。
