地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、新宿区地域ポータル「しんじゅくノート」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

新宿区地域ポータル「しんじゅくノート」

メジャースポット

新宿御苑

都内有数の桜の名所、春と秋のバラ、秋の紅葉、四季折々の自然が美しい国民公園

 春 池に写るサクラが美しい

【新宿御苑(しんじゅくぎょえん)】
江戸時代に内藤家の下屋敷だったところで、明治39年に皇室庭園として完成されました。現在は環境省が所管する国民公園で、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、日本庭園で構成された美しい庭園です。気軽に季節ごとの植物を楽しめる庭園として広く親しまれています。

 

ホームページ:新宿御苑 (国民公園協会)
住所:新宿区内藤町11
電話:03-3341-1461

早春から晩春までいろいろな桜が咲く

桜園地 広場全体がサクラだらけのサクラの園

日本庭園 広々とした芝生が嬉しい

新宿御苑には約65種類1100本の桜が植栽され、早春から晩春まで比較的長い期間、桜の花を楽しむことができます。2月には寒桜(カンザクラ)が咲き始め、3月下旬から4月中旬は多種の桜で賑わいます。

 

■イギリス風景式庭園 新宿門からバラ花壇に向けてピンク色の桜の花が咲きそろいます。

■芝生広場 なだらかな芝生の傾斜地を桜が囲みます。

■桜園地 桜が一面に植栽され、空いっぱいに広がる桜の花を仰ぎ見ることができます。

■中の池 池を囲むように桜が植栽されています。

■日本庭園 いろいろな種類の桜を眺めながら散策できます。

■玉藻池 江戸時代の内藤家の屋敷跡の面影をとどめる玉藻池では水辺に遊ぶ野鳥と桜を眺めることができます。

フランス式整形庭園のバラ花壇

フランス式整形庭園のバラ花壇

春バラは5月、秋バラは10月ごろが見ごろ

 

例年 5月頃と10月頃にフランス式整形庭園のバラ花壇が見ごろになります。バラ花壇には約100種500株の華やかなバラが植栽されています。

 

赤、黄、ピンク、白と色を楽しみ、香りも楽しみなバラですが、名前にもご注目ください。可憐なピンク色の“プリンセス・アイコ”や縁が赤い白バラの“プリンス・ドゥ・モナコ(Jubile du Prince de Monaco)”という名前を持つバラなど、多種多様なバラが咲いています。

秋の紅葉、秋のサクラもお見逃しなく

 

11月から12月にかけて、桜、プラタナス、イチョウ、カエデなどの木々が次々と黄色や赤色に変わり、秋の紅葉の時期を迎えます。

 

■大温室そばの大イチョウ 人と比較するとその巨大さが実感できます。
■フランス式整形庭園のプラタナス並木 葉が黄色から柿色に変わり、12月中旬にはすっかり落葉して枝ばかりになります。

■日本庭園や園内各所のカエデ 朱色や赤色の紅葉を園内各所で見ることができます。

 

桜の花は春だけではありません。異常気象の狂い咲きかと勘違いされる方もいますが、一部の種類の桜は秋や冬に花を咲かせます。

■子福桜(コブクザクラ) 9月中旬くらいから秋まで、小ぶりの花を付けます。

■十月桜(ジュウガツザクラ) 文字どおり10月前後から咲きます。こちらも小さな花です。

■冬桜(フユザクラ) 12月から1月に白い小さな花を咲かせます。

■ヒマラヤ桜 秋から12月ごろにピンク色の花を咲かせます。

 中の池 紅葉が水面に映える

 大温室そばの大イチョウ

関連ページ

編集部からのコメント

新宿御苑を人出を避けてゆっくり回りたいという人は朝早くから出かけるのがお勧めです。特に桜のシーズンは多数の人で賑わい、入園するのに行列ができることもあります。園内にレストランもありますが、お弁当を持って行き、休憩所や芝生の上で食事をすれば楽しさ倍増ですね。

 

関連ページに示した過去の記事を再編集したものです。取材時の現地情報、公式ホームページなどの参考サイトの情報、筆者の経験を加えた「筆者調べ」です。内容は目安とお考えください。最新の情報は公式ホームページなどでご確認ください。

取材・文・写真:しんじゅくノート区民スタッフ 小橋輝雄
西新宿在住。『新宿チビたび散歩』、『ジモバナ』などに執筆。映像制作・取材・撮影・企業サイト構築・マーケティング活動をご支援しています。
ホームタウンジャパン http://www.hometownjapan.com/
Eメール teru@kohashi.org

 

この記事に関するキーワード