心理カウンセラーの 「今日から本当の自分になる」
今回は、実録を書こうと思います。
正直、これを読んで「ちょっと違う!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、あくまで参考として読んで頂けたらと思います。
母親A子さん(50代)
娘B子ちゃん(20代後半)
この2人は私のセミナーに参加してくれました。
私は、最初に今の自分(自分の願望)を知ってもらうために簡単なチェックをしてもらうんです。
4つのTypeにざっくり分かれるんですが。。。
母親のA子さんは、自己評価が4つのType全てとても高い。
娘のB子ちゃんは、反対に自己評価が4つのType全てとても低い結果だった。
私はその人をみると、どういう訳か本来の強みが分かる(^_^;。
そして、今どんな思考なのかもわかるのです。
この話は、私と会って確かめるのが手っ取り早いと思いますので、今はおいておきます。
(もし会いたいと思って頂けたら下記からご連絡下さい(^_^)v)↓
私の見解は、A子さんは、
「みんなと一緒が大好きで平和主義。人が大好きなので人のお世話をすることに長けている」
B子ちゃんは
「分析が得意で、冷静な判断が出来、リーダー的な素質あり」
と思ったのです。
私の見解とは真逆です(^▽^)。
セミナーが終わって2人と話を始めると、全てA子さんが答える。
言っておきますが、B子ちゃん個人に質問したこともです(^_^;。
違和感しか、私には感じない。
B子ちゃんに何回質問してもA子さんが答えるので
「B子ちゃんが話してくれる?」と言ってやっと黙る。
それの繰り返し。
ここまでで分かる方もいるかもしれませんが、あえて言うなら、そう!!。
A子さんは4Type全て高いのは「自分の願望」ということ。
個別の方がいいと判断し、電話で別日に話をした。
ざっくり言うとB子ちゃんは、「今の自分が嫌で変わりたいと思っている」
A子さんは、「今の自分が大好きで変わりたくない」
自己評価の高い人は、自分を正当化するんです。全て周りが悪い、私は悪くない、周りが違ったらこんな人生じゃなかったと。
自己評価の低い人は、どうせ私は出来ない。私には無理。と…..。
どうして、こんなにも評価が違うのでしょう???
それは、A子さんが勘違いをしてしまったから。
2人の話をまとめると。
B子ちゃんは、小学校のときから不登校になってしまったことがあった。
誰かに、「母親の愛情不足だ」と指摘された。
確かに、B子ちゃんが小学校に入る前からA子さんは働いていた。
本当は、子どもに接したかったが、義母と義父に取られたと。
「だから、愛情不足になった」とA子さんは言いますがそうでしょうか?
そういうお母さんなんて沢山居ますよね?
子どもが小さいうちから働いているお母さんに育てられた子どもが全員「愛情不足」なの?
おばあちゃんやおじいちゃんに取られた?子どもはモノなの?
って話になっちゃいますよね。
そうじゃないですよね(^-^)。
そして更に勘違いしてしまったのは、「B子ちゃんは、私が居ないと駄目なんだ」と思ってしまった。
「B子は、人見知りなんです。あまり喋らないんです。人が苦手なんです。仕事もだから長続きしなくて、、、」(O_O)。
ようするに、A子さんがB子ちゃんを作り上げた訳です。
「愛情不足は、自分の責任!だから、私が居ないと駄目なんだ」と。
確かに、愛情不足だったかもしれない。
ただ育てているときに「責任」「覚悟」「決断」を間違えてしまうと、『何もしない、何も言わない。事なかれ主義、どうせ出来ないからやらない』という子どもが出来上がってしまうわけです。
子どもは、何もしなくても、何も言わなくても、お母さんがやってくれるのだから当然。
考えることも放棄していました。
B子ちゃんの最初の頃の口癖は「取りあえず、でも、だって。~がこうだから、、、。」
世の中には、この考え方の人はたくさん居るので否定はしません。
ただ私は、「考える子供を育てたい」という思いがあります。
自立すること、一人で立つことです。孤独とは違います。
自ら考え、行動する。全ては自分事と捉えること。
子育ては全て手を貸してしまったら子どもは、学べない。
そつなく何でもこなしてしまう親でも、子どもは劣等感を持つ。
結果が分かっていても、「やってみれば?」という覚悟。
どんな結果になろうと受け入れる責任。
やらせてみるという決断。
この3つが、必要ではないかと思っています。
A子さんは、もちろん私と関わることは避けます。
B子ちゃんは、私と関わる事を選んだ。
ちょっと私が彼女にやったことを書きますね(*^_^*)。
B子ちゃんは、本当に変わりたいのかと思うほど言い訳をしていた。
日常の生活の中、怒ったこと、イライラしたこと、言いたくても言えなかったこと、思いなどを聞き出す。
その時に思いを聞いていく。コーチングを始めた当初は、私だったらの話をする。
そして、世の中の原理原則の話を、彼女の話からヒモ付けし砕いて話す。
少しの勇気が彼女を変える。
ちょこっと行動したのです。自ら選択し行動した。
彼女は気づき始めるんです。『自分は出来る』と。
何故なら、周りが変わってくるから。
そこからは、早い。「私こうしたいです。私こうします。私言ってみます」などなど(O_O)。
すばらしいスピードで、トントン先を歩いていく。
もう私の助言はいらない。もう自分の足で立ち歩いている。
最初の時の顔と、全く違う顔になる。
私はこの顔をみたいから、この仕事をさせてもらっていると実感する瞬間です
いつも思うことですが、変わりたいと本気で思う人で変れない人は誰一人としていないです。o(^-^)
最後までおつきあい頂きありがとうございます、
コーチングに興味のある方
ちょっと会ってみたい
どんな人が受けるの?
どんなことをするのか知りたい方はこちらをご覧下さい(^_^)v