新宿チビたび散歩
2014年10月開催 新宿ものづくりマイスター技の名匠に学ぶ体験型教室をレポート
2014/12/29
ひろ～い新宿区を、ちっちゃく区切って、ちょっとお出かけ“チビたび散歩”。寄り道したくなる場所や一度は行ってみたいスポットを訪ねて、ときには気になるあの人にひょこっとお話を聞いて、ぶらりぶらりとちょっとした旅気分でお散歩します。
新宿区認定の「新宿ものづくりマイスター技の名匠」を先生にものづくりを学ぶ体験型教室。
「技の名匠」飯島武文さんに東京手描友禅を学び、ふろしきを染めます。
※掲載内容は2014年10月21日・28日に開催されたものです。
※今後の開催は新宿区のホームページでご確認ください。
東京手描友禅を学ぼう ～新宿ものづくりマイスター技の名匠に学ぶ体験型教室～
「体験型教室」は贅沢にも新宿区認定の「新宿ものづくりマイスター技の名匠」を先生に伝統工芸を学ぶ参加費無料の教室です。毎回大変多くの申込があり抽選に当選した方が直接マイスターから指導を受けることができます。
今回レポートするのは東京手描友禅の教室です。先生は東京手描友禅の重鎮マイスター飯島武文さん。国認定の伝統工芸士、東京都工芸染色協同組合の副理事長・経済部長、東京手描友禅伝統工芸士会の会長です。とんでもなく贅沢な体験型教室ですね。全4回の教室中、第3回と第4回を取材させていただきました。
記述は取材撮影日（2014年10月21日・28日）の様子、執筆時点（2014年10月30日）での参考サイトなどの情報に筆者の経験を加えた「筆者調べ」です。記事の内容は目安とお考えください。それでは、最後まで読んでくださいね。
「東京手描友禅」を学ぼう
新宿ものづくりマイスター技の名匠に学ぶ 体験型教室
新宿区はものづくり産業の振興を目的として卓越した技能をもち後進の育成に積極的な人物を「新宿ものづくりマイスター（技の名匠）」として認定しています。その「技の名匠」の優れた技術をじかに学ぶ機会として「ものづくり産業体験型教室」が実施されています。
プログラム「東京手描友禅を学ぼう」は飯島武文さんから東京手描友禅」を学び、65cm角のふろしきを染めます。
プログラム：「東京手描友禅」を学ぼう 全４回（開催 2014年10月）
参加費：無料
会場：ＢＩＺ新宿（新宿区立産業会館）（新宿区西新宿６－８－２）
主催：新宿区
(新宿ものづくりマイスター技の名匠に学ぶ体験型教室パンフレット、新宿区公式ホームページより)
※掲載内容は2014年10月21日・28日に開催されたものです。
※今後の開催はホームページでご確認ください。リンクは最後のページをご覧ください。
講師の飯島武文さんと助手を務めた重田由美さん
講師紹介
飯島 武文（いいじま たけふみ）
1942年生まれ。1958年より岡川紫延氏に師事。1968年に独立し「樺延工房」を設立。古典的紋様を現代的色調に濃淡のぼかしを加えた江戸風、わび、さび、を表現した明るい作風が特徴。1995年に経済産業大臣認定資格伝統工芸士に認定され、2009年には新宿区「新宿ものづくりマイスター(技の名匠)」に認定される。
(新宿ものづくりマイスター技の名匠に学ぶ体験型教室パンフレットより)
ページ2 実習 色さし
会場のＢＩＺ新宿の花壇ポットにはラベンダーの花が咲いていました。季節はすっかり秋の装いです。この日の教室は色さしという着色作業をすべて終える大切な日です。
ページ3 講評と反省会
前回の教室で染色が完成したふろしきは、京都に送られ、友禅流しなどの仕上げ工程を経て戻ってきました。出来栄えを講評していきます。楽しみですね。
第3回実習の様子をご紹介します。次のページをご覧ください。
