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新宿人御用達 名店・名品

〔高田馬場〕キッチン谷沢

肉汁がジュワァッと含まれたお肉の柔らかな食感、忘れられないハンバーグの味に魅了される洋食店

2011/09/08

「あまり気取らずに、美味しいものが食べたいっ!!」そんなときにおススメの洋食店

「キッチン谷沢」で忘れられない味を<br>体験しませんか?
「キッチン谷沢」で忘れられない味を
体験しませんか?
 学生やサラリーマンで賑わう高田馬場。最近はワンコインでランチができる系列店がやたらと目につきますが、路地をほんの少し入れば、本当に美味しい隠れた名店というものがあるんです。

 今回の「新宿人御用達 名店・名品」のコーナーは、そんな新宿の地元の皆さんが自信を持っておすすめする洋食の名店をご紹介いたします!!

「あまり気取らずに、でも美味しい洋食が食べたいっ!!」

 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、人生には必ずそんな時があります。「キッチン谷沢」さんは、そんな皆さんの気持ちに必ず応えてくれるお店です。仕事仲間や友人はもちろん、家族連れでも楽しめるアットホームな雰囲気も人気です。
キッチン谷沢
■住所:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-2-15
■アクセス:JR高田馬場駅 早稲田口 徒歩5分
      地下鉄東西線高田馬場駅6番出口より徒歩3分
■TEL:03-3208-7610
■営業時間:ランチ 11:30~14:30(ラストオーダー 14:00)
      ディナー 17:30~21:30(ラストオーダー 21:00)
■定休日:日曜日
食べたらきっと忘れられない味になる!!<br>大迫力の「ジャンボハンバーグステーキ(250g)」 <br>※プラス料金でライス・味噌汁・お新香がつきます
食べたらきっと忘れられない味になる!!
大迫力の「ジャンボハンバーグステーキ(250g)」 
※プラス料金でライス・味噌汁・お新香がつきます
高田馬場でお店を創業してから39年(2011年8月現在)。オーナーシェフのご主人と、2代目としてお店を手伝う息子さん達が腕をふるうお料理は、ハンバーグやコロッケなどのメインはもちろん、甘い味付けがクセになるコーンなどの付け合せ、ステーキソース、サラダドレッシングに至るまで、全て手作りです。

濃厚なとろけるチーズを上にのせた人気メニューのハンバーグは、牛肉100%で、オーストラリア産の赤身に和牛の脂身を足して作ります。赤身と脂身をどの割合にすれば一番美味しいハンバーグになるのかを考えぬき、色々試行錯誤した末に決まった特別なブレンド。
これを挽いてミンチにしたお肉を力いっぱい捏ねて捏ねて捏ねて…肉の旨みが絶妙なバランスで溶け合うことで、ふわっとした食感なのに肉汁がしっかりたっぷり入った、お肉の美味しさが溢れ出す極上のハンバーグが出来上がります。
こんなエビクリームコロッケ見たことないっ!!<br>「ハンバーグステーキ(右)&エビクリームコロッケ(左)」<br>※プラス料金でライス・味噌汁・お新香がつきます
こんなエビクリームコロッケ見たことないっ!!
「ハンバーグステーキ(右)&エビクリームコロッケ(左)」
※プラス料金でライス・味噌汁・お新香がつきます
 女性に人気のある海老クリームコロッケは、コクのあるホワイトソースにぷりぷりの海老がまるまる1本入って、ボリュームも満点。コロッケから海老の尻尾がはみ出しているという、愛嬌があって可愛らしいルックスは、女性に喜ばれています。
もちろんボリュームやルックスだけではなく、滑らかなクリームソースの上に背開きにした海老をのせ、形が崩れないようカラッと揚げられたクリームコロッケは、シェフ熟練の技が光る逸品です。上にかかるデミグラスソースもクチの中で優しくクリームと調和するたまらない美味しさです。
「ガーリックステーキ」<br>※プラス料金でライス・みそ汁・お新香がつきます
「ガーリックステーキ」
※プラス料金でライス・みそ汁・お新香がつきます
 ふんだんに使ったガーリックチップが食欲をそそる根強い人気の「ガーリックステーキ」も、ステーキソースに一工夫。一味唐辛子を隠し味に効かせたソースはいくら食べても飽きのこない美味しさ。ご飯との相性も抜群です。

 また、ランチで12食限定のカツカレー(サラダ・みそ汁付き)も実はあまり大きな声では宣伝できない(笑)、採算度外視のスペシャルメニュー。
約30cm四方という巨大な角皿にたっぷりのご飯とカレー、そしてオーダーが入ってから揚げるという、国産ロースの豚肉で作った熱々サクサクのトンカツがのせられたそのボリュームは、「食欲旺盛な人でもご飯は少なめにした方がいいかも」(byフロア担当のおかみさん)というほど。お腹がペコペコな時に挑戦したいメニューです。

目と音と香りをLIVEで感じるオープンキッチン

路地を曲がったら左手にある「キッチン谷沢」。路地には美味しい香りが漂っています
路地を曲がったら左手にある「キッチン谷沢」。路地には美味しい香りが漂っています
看板は白地に牛のマークが目印
看板は白地に牛のマークが目印
早稲田通りの馬場口交差点を高田馬場駅方向に向かって通りの右側を約40メートル、通りから右手の路地を入ります
早稲田通りの馬場口交差点を高田馬場駅方向に向かって通りの右側を約40メートル、通りから右手の路地を入ります
 キッチン谷沢は、高田馬場駅早稲田口から約5分、早稲田通りの馬場口交差点から約3分。通りをほんのちょっとだけ入った細い路地にあります。

 路地を曲がった瞬間は一見わかりづらいのですが、白い看板とベージュのタイル張りの建物が目印です。
厨房がよく見えるカウンター。お料理が出来上がる行程をかぶりつきで見ることができる特等席です
厨房がよく見えるカウンター。お料理が出来上がる行程をかぶりつきで見ることができる特等席です
 店内に入るとキッチンをとりまくように7人ほどが座ることができるカウンターがあります。

 奥には7人ほどが腰掛けられるソファー席(半個室)もありますが、目の前でハンバーグやコロッケやステーキなどの色んなお料理が、ジュウジュウと音を立てて出来上がる様子を間近で見ることができるため、この席に座ることを楽しみにしているお客様もいらっしゃるそう。特にお子さんは、次々とお料理が出来上がるのが楽しくて仕方がないようで、カウンター席を楽しみに来店する子もいるのだとか…。
お店の奥に位置する半個室。家族で利用するのにぴったりなスペースです
お店の奥に位置する半個室。家族で利用するのにぴったりなスペースです
 そんな厨房の熱気あふれる様子やお料理の出来上がる音、そして香りをライブで感じるオープンキッチンは、「ごまかしも手抜きも一切ない」というお店のこだわりと心意気のあらわれでもあります。

 また、出来立て熱々を長く味わって頂こうと考えて、鉄板にのせてお料理を出すスタイルも30年以上前から取り入れています。今でこそ珍しいスタイルではないのかもしれませんが、30年以上前の当時は相当なインパクトがあったとのこと。そんなアイデアが生まれるのも、全ては「お客様に美味しいものを味わっていただきたい」という心があるからなんですね。

キッチン谷沢の信念は「自分達が美味しいと思うものを提供すること」

ボリューム満点のメニューがずらり並ぶお店の前のショーウィンドウ。これぞ我が町の洋食屋さんっ!!という雰囲気です
ボリューム満点のメニューがずらり並ぶお店の前のショーウィンドウ。これぞ我が町の洋食屋さんっ!!という雰囲気です
 厨房を担当するご主人と息子さん、そしてテキパキと明るくフロアを仕切るおかみさん。家族だからこその抜群のチームワークで生み出される「キッチン谷沢」のお料理は、どれも「自分達の美味しいと思うものを提供したい」という信念が込められています。
 そして、その味は、吟味したこだわりの食材を使い、丁寧な仕込みによって守られ続けています。

「(仕込みに時間を割かれるので)だから営業時間が短くなっちゃうの。本末転倒よねぇ(笑)」

…と、おかみさんが明るい笑顔で話す冗談も、あながち冗談じゃないであろうなということが容易に想像できます。

 そんな「キッチン谷沢」の味の虜になったお客さんは、近所の方はもちろん、親子3代で通う方も多く、学生やサラリーマンとして最初に通い出し、その後引っ越しや転勤をしても「東京に遊びに来たついでに、お店の味が忘れられなくて来ちゃいました」「ここのハンバーグが食べたくて出張のついでに寄りました」と顔を出してくださる根強いファンもいるそうです。
 
 厳選された素材を使い、丹精こめて作られる「懐かしの味」をあなたも是非、堪能しに出かけてみませんか。
※取材時の情報です。変更となっている場合もございます、ご了承ください。