神楽坂のツボ
日々の暮らしに香と彩り、豊かさを
2014/02/28
お店の扉を開けると、そこはまるで別世界。
壁一面のリースや、棚にまるでお菓子の様に並ぶ木の実などの素材や、ドライフラワーとは思えない色鮮やかなお花たち。
まるでおとぎ話のような世界観に包まれるその場所が、神楽坂のドライフラワーのお店「riche（リッシュ）」です。
richeでドライフラワーの販売とアレンジメントのレッスンを行っているのはオーナーの金田さん。
ドライフラワーと出会って、学びの時代も入れて、かれこれ16年になるそうです。
１０年間のアレンジ教室主宰と、ホームページでの販売などの経験を経て、2010年の秋に神楽坂に、夢でもあったお店をオープン。そのお店が、richeです。
そこは隠れ家のような場所
照明にも装飾が
richeは神楽坂下からすぐ、小さなビルの２階にあります。
手書きの看板を目印に、お店の扉へと続く階段を上ると、まだ見ぬ独特の世界観への気持ちが高まります。
店内の真ん中にあるレッスンのテーブル、そしてふんわりと香るドライフラワーの優しい香りと、おだやかな照明が落ち着いた店内の雰囲気を作っています。
このそっと静かな、隠れ家のような雰囲気がオーナーのお気に入りポイントのひとつでもあります。
神楽坂という場所も、その雰囲気を作り出しているひとつの要素なのかもしれません。
こちらの手書きの看板が目印
レッスンはこのテーブルで
この空間を演出しているもの
店内には、リースや花器のアレンジ等に加えて、花材や珍しい木の実でいっぱい！
その作品達の全てがオーナーの手作り、花材もご自身でドライにするものもあるそうです。
その種類の豊富さに、お客さんの中には美大生やデザイナーの方、広告関係の方もいるんだとか。
また、richeでは、ホームページのWEBショップでもアレンジを販売しています。
オーダーメイドでの製作も好評とのこと、そちらも見逃せません。
花材や素材はシャービーなブリキ缶やカゴに入れられて、まるでお菓子の様に棚に可愛く並べられていて、選ぶのも楽しそう。
初めて見る珍しい木の実も沢山あり、ちょっとわくわくします。
幸せを呼び込むリース
取材の際は、もうすぐクリスマスのシーズンということもあり、リースがたくさんありました。
リースには永遠の愛と幸福のお守りという意味合いがあるそうなので、クリスマスに限らず、年間を通してインテリアとして楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと心を豊かにしてくれるはずです。
richeでは、アレンジメントレッスンを毎月開講しています。
予約制で、自分の都合の良い日を選べるので、忙しい方でもお花を楽しむ時間が持てます。
結婚式の披露宴で飾るリースを作りに、カップルでいらっしゃるお客さんもいるそうで…♪
「ドライフラワーに初めて触れる方でも素敵な作品ができますよ」とのことなので、まずは気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。（レッスンについては、お店のHPに詳細が載っています）
日々の暮らしに豊かさをもたらしてくれるものが、richeにはあります。
是非、お店の扉を開けてみてください。
しんじゅくノート学生記者 山崎璃子
