地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、新宿区地域ポータル「しんじゅくノート」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

新宿区地域ポータル「しんじゅくノート」

備えあればうれし泣き新宿

夏の事故に注意! ~花火~

花火を安全に楽しもう!

2013/08/01

花火が夜空を彩る季節になりました。
ド~ン!と大音響を感じながら、空を見上げるのも風流ですが、家族や友達と一緒に楽しむ市販の花火(おもちゃ花火)だって、夏の思い出には欠かせません。
「びちくん、花火しよう!」<br>「その前に、注意事項をおさらいだ!!」
「びちくん、花火しよう!」
「その前に、注意事項をおさらいだ!!」
ただし、おもちゃ花火を楽しむ際は「花火は火薬を使った遊び」ということを忘れてはいけません。ルールを守らないとヤケドや火災につながることもあるのです。

花火の上手な楽しみ方を、びちくんと一緒にしっかり学びましょう!

花火を楽しむためのルールと注意

・パッケージなどに書いてある注意事項をよく読み、しっかり守る。
・人や家など、燃える可能性のあるものに向けない。
・手で持つタイプの筒型花火は、決して筒底を握らない。
・強風の場合は、絶対に花火をしない。
・必ず水の入ったバケツを用意する。
 使用後の花火は水の中へ。火が点かなかったもの、途中で消えてしまったものも水の中へ入れましょう。
・子どもだけで花火をしない。
・複数の花火を一緒に持って、同時に点火しない。
・正しい位置に、正しく点火する。
 缶に立てたローソクまたは線香など安全な方法で点火しましょう。
・花火の先を覗きこまない。
 火が点きにくい時、途中で消えてしまった時も覗きこまず、水に入れて完全消火させましょう。
・ポケットに花火を入れない。
・花火は絶対に分解しない。

マナーを守って遊びましょう

・夜遅い時間を避ける。
・広い場所を選ぶ。
・煙が流れる方向(風向き)に気を配る。
ゴミは持ち帰る。

周囲の迷惑にならないように楽しみしましょう。

花火の種類別注意事項

炎・火の粉・火花を出す花火(手持ち)

・柄の端(筒型の場合は、筒底を持たない)を持ち、体から離しましょう。
・必ず1本ずつ使用しましょう。



回転する花火

・糸付きのものは、1.5m以上の棒の先に吊るして、地上に置いて点火してから持ち上げる。
・地上で回転するものは、平らな地面に置いて、線香などで点火したら素早く5m以上離れる。


爆発音を出す花火(クリスマスクラッカーや爆竹を含む)

・広い場所で使用する。
・爆竹は、地面に置いて導火線に線香などで点火し、素早く離れる。
★爆発音を出す花火は特に危険です。絶対に分解しない、ポケットに入れない!

打ち上げ花火

・絶対に手に持って点火しない。
・倒れないように、石や土などでしっかり固定する(ビンには立てない)。
・点火したら素早く5m以上離れる。
・火が点かなかったり、途中で消えたりしても絶対に覗きこまずに水に入れて完全消火する。
・広い場所で使用する。
・パラシュートは風のない昼間に、家や電線などのない広い場所で使用する。

飛翔する花火(ロケット花火など)

・電線や家、枯れ草など燃えやすいもののない広い場所で使用する。
・強風時は使用しない。
・ロケット花火は、細口ビンなどに立て、真上に向ける。
・回転上昇する花火は、平らな地面に置く。
・点火したら、素早く5m以上離れる。

煙を出す花火(煙幕筒、スモークボールなど)

・枯れ草など燃えやすいものの中や近くに投げ込まない。

万が一、ヤケドをしてしまった時の応急手当

【軽症で小さな範囲のヤケド】
・15分以上継続して冷却
 ↓
・傷が温かくなり、再び痛みを感じ始めたら、再度冷却
※しばらくこの繰り返しを続ける。

【広範囲のヤケド】
体温の低下を避けるため、10分以上の冷却は避けましょう。

◎ポイント◎
・水道水などの清潔な水で冷却してください。その際、洗面器等を利用して、ヤケド部分に直接流水が当たらないようにしましょう。
・着衣の上から、または、ガーゼなどでヤケド部分を覆った上からの冷却でも構いません。
・冷やし過ぎて低体温にならないように、体温が低い、広範囲のヤケド、乳児などの場合は特に注意しましょう。
・ヤケド部分は感染防御機能が低下するので、できるだけ清潔に保つようにしましょう。
★重症や広範囲のヤケドの場合は、早めに医療機関の診断を受けましょう。


救急車を呼ぶか、迷ったら

事故が起こった際に、
救急車を呼ぶべきかどうか迷ったら「#7119」へ!

東京消防庁救急相談センター(24時間・年中無休)が、適切な対応を教えてくれます。
vol.9 #7119 救急相談センター も、ぜひ参考にしてください。


おもちゃ花火で事故が起きたら

万が一、事故が起きてしまったら、原因となった花火は消火後、必ず保存しておきましょう。そして、パッケージ等に記載されている連絡先や購入店に連絡をしてください。ご相談は(公社)日本煙火協会検査所または事務局へ。

公益社団法人 日本煙火協会
検査所 TEL:0532-88-5581(代)
事務局 TEL:03-5652-7855(代)
情報提供:
公益社団法人 日本煙火協会
東京消防庁 新宿消防署
「しっかり準備して、楽しく花火をしようね!」
「しっかり準備して、楽しく花火をしようね!」