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新宿チビたび散歩

第83回 林芙美子記念館~新宿区中井~

新宿区にある東京都選定歴史的建造物 訪問レポート

2014/05/30

ひろ~い新宿区を、ちっちゃく区切って、ちょっとお出かけ“チビたび散歩”。寄り道したくなる場所や一度は行ってみたいスポットを訪ねて、ときには気になるあの人にひょこっとお話を聞いて、ぶらりぶらりとちょっとした旅気分でお散歩します。

苦労を重ねつつ力強く生きた昭和の作家・林芙美子の自宅が記念館になっています。
芙美子がこだわって建てた古き良き時代のお宅拝見をさせてもらいました。

林芙美子記念館 ~新宿区中井~

「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」という言葉を聞いたことはありませんか。
「私は宿命的な放浪者である。私は古里を持たない」で始まる自伝的小説「放浪記」はベストセラーになりました。

子どものころから苦労を重ね、住まいを転々としても力強く生きた作家・林芙美子。
『放浪記』で作家として成功しました。47歳で死去するまで住んでいた家が整備され記念館となっています。生活していた茶の間、書斎、台所などの様子を軒先から知ることができます。

内容は取材時(2014年4月2日)の様子、執筆時点(2014年4月12日)での公式ホームページなどの参考サイトの情報に筆者の経験を加えた「筆者調べ」です。内容は目安とお考えください。
新宿区立 林芙美子記念館
東京都選定歴史的建造物

『放浪記』『浮雲』などの代表作で知られる作家・林芙美子が、昭和16年(1941)から生涯を閉じる昭和26年(1951)まで住んでいた家です。
芙美子は昭和14年(1939)にこの土地を購入し、新居を建設しはじめました。
新居の建設のため、建築について勉強をし、設計者や大工を連れて京都の民家を見学に行ったり、材木を見に行くなど、その思い入れは格別でした。
数寄屋造りのこまやかさが感じられる京風の特色と、芙美子らしい民家風のおおらかさをあわせもち、落ち着きのある住まいになっています。
芙美子は客間よりも茶の間や風呂や厠や台所に十二分に金をかけるように考え、そのこだわりはこの家のあちらこちらに見ることができます。

場所:東京都新宿区中井2-20-1
最寄駅:都営地下鉄大江戸線・西武新宿線 中井駅より徒歩7分
開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末・年始(12月29日~1月3日)
入館料:一般150円、小中学生50円
(公式HPより)※詳細は最後のページのリンクからご覧ください。

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