染の小道（そめのこみち）

「染の小道」は、落合・中井を「染めの街」として再び日本や世界へ発信し、地域が大切にしてきた価値や環境を体験し、地元の活性化につなげることを目的とした住民主体のイベントです。
２００９年の合同展示会から数え２０１４年で６回目の開催になります。
２０１４年の設置数は、反物１０９反、のれん９９カ所におよびます。

昭和３０年代まで東京の染色産業の中心地だった落合・中井地域。いまでも、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人・作家たちが集っています。
染色が盛んだった時代の記憶を引き継ごうと、妙正寺川に反物を架ける「川のギャラリー」で染め物を川で水洗いしていた風景を、商店街の軒先をのれんで飾る「道のギャラリー」で染めの街「落合・中井」を現代によみがえらせます。
１０カ所の店舗で新宿区染色協議会による東京都認定の伝統工芸士や新宿区の「技の名匠」の称号を持つ名人が手掛けた本格的な友禅や小紋、更紗ののれんを展示しました。
その他、３カ所の会場で染色体験や着物などの展示、先着１５０名に限定ハガキをプレゼントする「道のギャラリータッチラリー」が開催されました。

日程：２０１４年２月２８日～３月２日
会場：新宿区中井駅周辺

主催：「染の小道」実行委員会
共済：新宿区、新宿区染色協議会
運営：落合・中井地域の住民を中心としたボランティアの皆さん

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