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備えあればうれし泣き新宿

夏の事故に注意! ~水遊び~

海・プール・川遊びの注意

2013/07/01

びちくん、行水でも水の事故には気をつけて!
びちくん、行水でも水の事故には気をつけて!
「もうすぐ夏休み!」と浮かれているあなた
「海だ! プールだ! バーベキューだ~!!」と計画は進んでいますか?

そんな楽しみも、ちょっと注意を怠ると、不慮の事故が起こりかねません。
わかっているつもりでも、楽しくて気が緩むと、ついつい……
という事のないように!

今回は「水遊びの注意事項」をびちくんと一緒に再確認しましょう。

水の事故は、こんなところで起きています

平成20~24年6~9月の河川やプールなどで溺れる事故による救急搬送人員<br>(東京消防庁管内のデータ)
平成20~24年6~9月の河川やプールなどで溺れる事故による救急搬送人員
(東京消防庁管内のデータ)
【河川やプールなどで溺れる事故による救急搬送人員】
6月:12人
7月:31人
8月:19人
9月:25人

梅雨が明けて、夏休みが始まる7月に水の事故がぐ~んと増えているのがわかります。
平成20~24年6~9月の河川やプールなどで溺れる事故発生場所別救急搬送人員<br>(東京消防庁管内のデータ)
平成20~24年6~9月の河川やプールなどで溺れる事故発生場所別救急搬送人員
(東京消防庁管内のデータ)
【河川やプールなどで溺れる事故発生場所別救急搬送人員】
河川:46人
プール:32人
プール(ビニール):4人
海:3人
池:2人

河川での事故が半数以上を占めていることがわかります。

自然の中で開放感を満喫していると、気が緩んでしまうのかもしれません。
意外なところでは、小さなお子さんはビニールプールや公園の池、自宅での水遊びなどでも、ちょっとしたことが事故に結びつくこともあります。

また、特に注意しなければならないのが、飲酒。
河原でのバーベキューでお酒を飲んで、川遊びをするのはとっても危険!
思わぬ事故につながる可能性がグンと高くなります。

水遊びの際に注意すること!

■子どもから、目を離さない。
 小さな子どもがいる場合は、保護者や大人が必ず付き添って遊びましょう。
 子どもだけでなく、大人も、仲間のことを常に気にしながら遊びましょう。
 絶対に一人で遊泳しないこと!
 ★プールや海水浴場に監視員がいる場合も、子どもや仲間同士で常に気を配ってください。

飲酒後は、遊泳しない。
 飲酒後、遊泳しようとしている人がいたら、周りの人がやめさせましょう。
 飲酒していなくても、体調不良の時は遊泳をやめましょう。

■海や川では、気象情報に気を配りましょう。
 荒天時または天候の悪化が予測される場合は、川岸でのレジャーや遊泳は中止しましょう。
 
■海や川でのレジャーには、ライフジャケットなどを準備して、事故を未然に防ぎましょう。

万が一、事故が起こってしまった場合は

溺れている人を見つけたら、急いで安全な場所へ引き上げましょう。
そして、周囲の人たちに助けを求めて、直ちに119番通報AED搬送を依頼して心肺蘇生をしましょう。

【心肺蘇生の方法】
「呼びかけても反応がない」
 ↓
1) 呼吸の確認…胸と腹部の動きを見る
 ↓
「呼吸がない」
 ↓
2) 胸骨圧迫30回…胸の真ん中を「より速く、強く」押す
   ※少なくとも100回/分のテンポで、少なくとも胸が5cm沈むまで(乳幼児は胸の厚さの1/3ほど)。
 ↓
3) 人工呼吸2回
 ↓
2) 胸骨圧迫30回…胸の真ん中を「より速く、強く」押す
   ※少なくとも100回/分のテンポで、少なくとも胸が5cm沈むまで(乳幼児は胸の厚さの1/3ほど)。
 ↓
3) 人工呼吸2回

 ★救急隊が到着するまで、または普段どおりの呼吸が出るまで2)3)を繰り返してください。
 ★AEDが到着したら、すぐに電源を入れて使用してください。
「心肺蘇生の手順」も参考にしてください。
 ★一般の人も消防署で救命講習を受けることができます。
 詳しくは、vol.12 『救命講習』を受けよう を参考にしてください。


また、事故が起こった際に、
救急車を呼ぶべきかどうか迷ったら「#7119」へ!

東京消防庁救急相談センター(24時間・年中無休)が、適切な対応を教えてくれます。
vol.9 #7119 救急相談センター も、ぜひ参考にしてください。


情報提供:
東京消防庁新宿消防署
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201306/water/index.html
みなさん、楽しい夏休みを!
みなさん、楽しい夏休みを!