心理カウンセラーの 「今日から本当の自分になる」
「当たり前のことは何一つない」ってよく聞きますよね。
どういうことなのでしょうか?
当たり前のことは一つとして無いと言うことは、全ては必然ということです。
必然と言うことは、偶然はないということです。
偶然は無いということは、誰かが関わってくれているかもしれない。
そこには、何かが動いているということです。
ということは、「感謝」ですよね(^^)。
自分の「当たり前」もあります。
当然だと思っている人が多いと思います。
自分の「当たり前」があるということは、誰にでも「当たり前」があるということです。
そして、その「当たり前」は、人それぞれ違います。
意外と分かってない人が多いのではないでしょうか。
怒るとき、自分の「当たり前」の理論で怒っていませんか?
例えば・・・
部屋が汚いのが嫌いな人もいれば、汚いのが平気な人もいる。
この2人が一緒に住むことになったら?
汚いのが嫌いな人は、部屋を散らかされたら怒る。
だけど、相手は汚いのが平気な人な訳ですから、毎日怒られていたら一緒に居ることが辛くなります。
例えば付き合っているカップルだったら・・・
毎日でも会いたいし連絡したいと思う人と、そんなに連絡しなくてもいいと思っている人が付き合ったら?
毎日、会いたい、連絡したいと思っている人は、毎日連絡するだろうし、連絡が来なかったら怒るでしょう。
だけど、相手は毎日連絡しなくても良いと思っている訳ですから、毎日連絡来たら面倒だなと思うでしょうね。
どちらが悪いのでしょうか?
どちらも悪くないですよね。ただ自分の「当たり前」が違うだけです。
そんなことって沢山ありますよね。
どうしたらいいのか?
まずは自分が相手の「当たり前」を理解しようと思うこと。
どうしてもここは嫌だ、自分の当たり前を理解して欲しいと思うことがあったら、怒るのではなく伝えれば良い。
「当たり前」は違うのですから、怒る必要はないと思うのです。
全ての「当たり前」が一緒の人なんていないと思うのです。
自分の「当たり前」を分かって欲しいから怒るのだと思います。
では、あなたが相手の「当たり前」を全て理解していますか?
「当たり前」を押しつけるのも無理があります。
押しつけると言うのは「なんで、こんなに言っているのに分からないのか」と思うことです。
そんな簡単に分かりませんよ。
相手にとってそれは、「当たり前」ではなかったのですから。
「自分の当たり前」が、常識と認識してしまいがちですが、今自分に起こっている出来事に「当たり前のことは何一つない」のです。